こんにちは。プロンプト田中です。
「Midjourneyって聞いたことあるけど、どう始めればいいの?」そんな疑問を持つあなたへ。
この記事では、初心者でも迷わずスタートできるように、Midjourneyの基本からどのプランを選んだら良いのか、わかりやすく解説します。
まずは一歩踏み出して、画像生成の世界へ飛び込んでみませんか?
MidjourneyのURLはこちら→ https://www.midjourney.com/home
Midjourneyを使うまでの道筋
Midjourneyとは?
概要を調べてみたところ、
「Midjourney(ミッドジャーニー)は、文章(プロンプト)を基に高品質な画像を自動生成するAIツールです。
アートやイラストに強く、想像力豊かなビジュアルを簡単に作れるのが特徴です。
主にDiscord版とWeb版(ブラウザ版)があり、プロのデザインや創作にも使われています。」
とありました。
Discord版とWeb版のどちらを使えばいいのでしょうか、次項で説明していきますね。
日本語のプロンプト入力にも対応はしてきているようですが、日本語のニュアンスを正確に伝えることが難しいようですので、基本的には英語しか通じないと考えておいた方が良さそうです。
Discord版とWeb版の違い
Discord版の特徴
・プロンプトの入力がチャット方式で、Discord特有のコマンドの入力が必要。
・カスタマイズ性がWeb版よりも柔軟。
・Discordの特徴である、他のユーザーとやり取りをしながら共同作業ができる。
・Discordアカウントが必要
→ チームで作業するクリエイター向け
Web版の特徴
・GUI(ボタンやフォーム)にプロンプトを入力する。
・直感的で初心者にも分かりやすい。
・Googleアカウントが必要。
→ 初心者や個人での作業に適している
田中のような孤独な初心者はWeb版の方が断然扱いやすそうですね。
生成した作品はアカウントに紐付けられているので、Discord版/Web版のどちらを使っても作品が消える心配は無さそうです。
無料で使えるの?金額は?
残念ながら2025年7月現在は無料のトライアル期間は無いようです。
ユーザーの求めるレベルにより4つの有料サービスがあり、それぞれ1か月単位の月契約か、20%割引の1年単位の年契約が用意されています。
プラン名 | 月契約 | 年契約 (1か月あたり) |
Basic Plan | USD 10 | USD 96 (USD 8) |
Standard Plan | USD 30 | USD 288 (USD 24) |
Pro Plan | USD 60 | USD 576 (USD 48) |
Mega Plan | USD 120 | USD 1,152 (USD 96) |
カード会社から請求される金額は、Visa Exchange Rateで大体の換算レートを確認した金額に、各カード会社独自の外貨決済手数料2%前後がプラスされます。
例)Basicプラン月契約10ドル、換算レート1ドル=150円とすると、大体1530円くらい
各プランの共通点と異なる点
4つのプランで共通する点や、プランによる差別化がされている点があります。
ここからちょっと長くなりますので、各プランの違いだけ知りたい方はまとめまで飛んでくださいね!
各プランの共通点
- 一般利用規約
- 商用利用が可能
- 任意で高速GPUクレジット(生成可能な時間)を追加購入できる
- 自分でアップロードした画像を編集可能(Web版限定)
各プランで異なる点
プラン名 | 高速GPUクレジット | 同時生成数(高速) | 低速生成モード | ステルスモード |
Basic | 200作品/月 | 画像 3 / 動画 1 | なし | なし |
Standard | 15時間 | 画像 3 / 動画 3 | 画像生成のみ | なし |
Pro | 30時間 | 画像 12 / 動画 6 | 画像と動画生成 | あり |
Mega | 60時間 | 画像 12 / 動画 12 | 画像と動画生成 | あり |
高速GPUクレジット(原文表記: Fast Generation)
- MidjourneyはGPU(グラフィックプロセッシングユニット)を使ってプロンプトを処理し、画像を生成します。Midjourneyのサブスクリプションは、携帯電話のプランの選択と同じように、MidjourneyのGPUを使用する時間を購入する形になります。
- クレジットを消費して画像や動画の高速生成を行います。
- クレジットを消費するGPUの使用時間は、画像生成で約1分、動画生成で約8分です。
- (重要)未使用のクレジットは翌月に繰り越されません。
- クレジットは追加購入が可能です。(60日間有効)
低速生成モード(原文表記: Relax Mode)
- 低速生成モードは、GPUが利用可能になり次第キューが入り処理がスタートするモードです。
- 高速GPUクレジットを消費しません。
- 画像作成時の低速生成モードは、Basicプラン以外で利用が可能です。
- 動画作成時の低速生成モードは、ProプランとMegaプランでのみ利用が可能です。
- GPUの空き状況次第ですが、平均の待ち時間は0~10分が想定されます。
ProとMegaプランで利用できる”ステルスモード”
Midjourneyで生成した画像や動画は、サイト内のコミュニティギャラリーに公開され、作者・プロンプト・設定の詳細も併せて公開されます。
プライバシーを重視する(作品を公開したくない)場合は、ステルスモードを使用することでコミュニティギャラリーに公開をしない唯一の方法になります。
まとめ
各プランの違いなどお分かりいただけましたでしょうか。
どのプランを利用してもMidjourneyを使って作成した画像・動画は商用利用が可能という点はすばらしいですね。
また、コミュニティギャラリーに公開されて困る作品の作成には、Proプラン以上の”ステルスモード”を使わなければりません。
うまい具合にプラン毎に差別化がされている印象です。
「どんなものかちょっと触ってみたい」というユーザーはBasicプランから始めるのが良いでしょう。
その次に”月に200作品以上なんかじゃ全然足らない!”ところまで慣れてきたら、Standardプランに変更を検討しても良いかもしれません。
契約期間の途中でアップグレードやダウングレードも可能です。
その場合は、すぐに適用を開始するか、次の更新日まで待つかの選択ができるようです。
すぐにアップグレードする場合、現在のプランで未使用の高速生成クレジットに基づいて割引が適用されます。
ダウングレードの場合は即時ではなく、現在のプランの期間が終了するまでは現行のプランが有効となり、更新のタイミングで下位プランに移行されます。尚、払い戻しは無いのでご注意ください。
田中は?
そうですね、BasicプランからMidjourneyを触れてみるところからスタートしていきたいと思います!
次回は実際にMidjourneyを使えるまでの手順を詳しくお送りします!
それではまた!
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